207年の発売以来アメリカをはじめ多くの国々において使用され、支持を得ています。コンパクトな設計でユーザーフレンドリーな操作、コストパフォーマンスに優れています。
「もうDCレーズのない診療は考えられない。」(ユーザーの声)
アメリカフロリダに本社を置くDC INTERNATIONAL は、Eisntein DL
をモデルチェンジし新しく軟組織用半導体レーザーDCLase 980nm 10 wattsを発売しました。Einstein DLの成功を元にユーザーからのフィードバックを取り入れ、革新的な半導体レーザーをさらに改良しました。
新しく発売されたレーザーは:
DCLaseのメリット:
Spec.
レーザーの種類: 半導体レーザー
波長:
980±10 nm
出力: 0.1W ~ 10W (0.1W刻みに可変)
ディスプレイ: LCDタッチスクリーン
モード: 連続波、パルスモード
パルス長: 50us ~30s
パルス間隔: 50us ~30s
サイズ (幅 x高さx奥行き): 250x190x200mm
重さ: 1.5
Kg
ファイバー:
シングルコア 400 um (標準)。200
um(オプション)
なぜ980nm?
980nmの波長は、810nmに比べメラニン及びヘモグロビンによく吸収される一方、水にもよく吸収されます。軟組織を切除する際に注水を行えば周囲の組織の損傷を最小限にすることができ、壊死または火傷からの回復を早めることができます。
DCレーズは、連続モード(CW)、パルスモードがあります。数ミリ秒のパルス、高出力、注水、980nmの組み合わせは、線維性組織に対してもスムースでスピーディな切除が可能です。
波長がレーザーの能力と特徴を決定します。また、波長は軟組織の吸収にも大きな影響を与えます。水、ヘモグロビンの吸収レベルと波長のバランスが重要なのです。切除に関しては980nmがバランスが取れています。
吸収に影響するファクター
- 水分 (軟組織の70%は水分): 水分の吸収がよいほど、軟組織がよく切れます。波長による水分の吸収率は 810nmで3%、1064nmで15%そして, 980nmでは35%です。*
- ヘモグロビン: ヘモグロビンによる吸収が炭化を防ぎ止血に効果があります。
10ワットのパワーだからできること
Fast tissue ablation with the high fluency technique
- 素早く軟組織を切除
- スーパーパルスで熱を抑える
- 最大の蒸散
- ホワイトニングで一度に3~4歯 1回(30秒照射+5分アクチベーション)を最大4回まで繰り返し可能
レーザー歯科は常に進化しています。DCレーズの7ワットパワーで、軟組織の処置に関してはほとんどのことが行えます
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半導体レーザーは、日々の臨床を一変させるほどの有用性がありますが、このレーザーの使用法における基本を理解したうえで、臨床についても学ばなければ使いこなすことはできません。 そこでDCレーズ 臨床研究会を発足させるべく準備委員会を発足しました。 |
朝波惣一郎先生(国際医療福祉大学客員教授 三田病院 歯科口腔外科)にお言葉をいただきました
「大変使い勝手がよく、インプラント治療はもちろんそれ以外の日々の臨床で手放せません。研究会の活動を通じて今後ますます応用の範囲が広がり、確実な結果をもたらすものと期待しています。」